天空の城ラピュタって…ね？

先日、相方と語ってミマシタ。
いい年こいたオトナ（？）がほぼ一時間以上アニメついて熱く激論。（大げさです）
けっこう、夜中に煮詰まると、よくやるんですが、
今回は　『ラピュタ』。
言いだしっぺはうちの相方サマでした。

以下、結構長いので要注意。

右下の
ラピュタの続きに仕舞ってあります。



それはそうと、ＨＰ復活のネタです。（だ～れも気にしちゃイマセンヨ。）
デスクトップアクセサリ（今のところ壁紙オンリーですが）を新たにいくつか作成。
そのうちこちらで配布できるようにしてみようかな？と企み中デス。
数日中には上げられるよう努力イタシマス。
放置サイトと化して大変申し訳ないですーお詫びとゆうことで。

ホントに読んでくださっている皆様、申し訳ないです。
お仕事のほうが、有難い事なんですが、かなり忙しくてネット中々難しい状況です…（涙）
いつものお仕事のほかにひとつプロジェクトを抱えておりまして、七月末まで、そちらでおおわらわでゴザイマス…。
しばらく断続放置が続きますが、今後ともヨロシクお願いイタシマス。
　
　フラットん・拝

相方：「ねぇ、ラピュタってさ、あのオープニングが切なくない？」
ふらっと：「ああ、ちょっと古い羊皮紙に描きました風の？」
相：「そう、ラピュタがまだ空にあった頃、たくさんのほかの島と空に浮かんでて…それがいつか地に落ちてたくさんの人が這い出してきて…それでも風の女神は変わらず風を送り続けて、ってヤツ。」
ふ：「ああ、そういえばそうね。全体的にセピアがかってる画面構成だし…それよりなにより過ぎ去った昔ってのが郷愁をそそるよね」
相：「うん、アレでラピュタの全盛期はとっくに過ぎ去ってるっていってるの。だからこれから始まる物語は過去を探しに行く、過ぎ去ったモノの残照を求めてゆく話なんですよーってゆってるのが哀しいなって。」
ふ：「…つまり、これから始まるラピュタ本編も切ない話だってアンタは言いたいわけ？」
相：「そ。だってさ～、考えてもみてよ。
　　シータは家族全員を既に失っててさ、んで家も家畜も残したまんまムスカに連れてこられちゃったんだよ
　　ラピュタから戻っても元の生活に戻れるってワケじゃないんですよ？下手すりゃ家も壊れてるだろーし、家畜だっていないかもだよ？！」
ふ：「………おのれムスカめ…っ！
　　　でもそしたらパズーだってそうじゃん。あの炭鉱だってもう掘りつくされちゃってたし、親方も列車のおじいさんだって軍隊に背いたとなればただじゃ済まないんだし…元々あの町そのものがもう終わり…って感じだったじゃん」
相：「そうなの～。だからあの二人はラピュタから帰った後、幸せには成れないんじゃないかっていいたいのー！
ラピュタ見つけてソレで終わり。なの！
未来に続いてゆく話じゃないの。
だってあの世界だって、軍隊があんなに権力持ってるってことは早々に戦争が始まってもおかしくない均衡の世界だって事だよ？！」
ふ：「…だいじょぶだよ、そうなりゃパズーとシータはゴンドアの谷で二人でひっそり楽しく暮らすよ。」
相：「でも戦争になったらそうは行かないよ。あの雰囲気は戦争が直ぐにでも起こりそうな世界だよ。だってそうじゃなきゃラピュタなんてアヤシイ軍事力、当てにするはず無いもん。」
ふ：「かもね～まあ確かにパズーもあの歳でラピュタという夢（希望）を失くしたんだものねえ…つぎの夢を探せって言われても燃え尽き症候群みたいにムズカシイかもね～？」
相：「だから、だからね。
　　　戦争になっちゃったら希望だの夢だのゆってらんなくなっちゃうの。
で、何より思うのはね、
最後のシーンで大樹が宇宙（？）に行っちゃうのって、アレは英知があの世界を見捨ててゆくように思えるの！」
ふ：「…（ソレが言いたかったのか）。」
相：「だってさ、大樹にくっついてるのはラピュタのすばらしい英知の部分なんだよ。愚かな兵器の部分は海（あの世界）に捨てて、植物とか動物とかそーゆーものだけもって出てっちゃうんですよ」
ふ：「で、残されたのは戦争の起こりそうな世界ってワケか」
相：「そーなのー。だから哀しい話なのー」

確かにそう取れなくも無いが…
どんな状況の中でも、希望を見出せずには居られないのが人の性ってモンだと思うのですが…
（だからどんな過酷な未来になろうと、シータ達はラピュタという夢を実際に手に出来たんだからたくましく生きてゆけるのではと思う、ふらっとンなのですが。）
……ちょっと相方の精神状況が心配になりました。
みなさんはどう思いますか？
ちょうど今週の金曜ロードショウで放映するので、ご覧になってはいかがでしょうか？

ラピュタって…
切ない話？哀しい話？楽しい話？
それとも…？